2020年07月24日

つぶやき

大病院や介護の複雑さを経験してみて痛感した。嫁ぎ先の姉は夫をだいぶ前に亡くし
子供に恵まれず1人暮し。実の弟である私を頼っていた。数年前から体調が悪く入退院を
繰り返していた。昨年から病状が進み、とうとう介護4に認定された。幾つかのサービスを
依頼していたが、介護の認定やその後のサービスを受けるまでの道のりは複雑ですね。
なんとか乗り切れるかと思いきや、急に体調が悪化して入院した。救急医療で数日後に
少し落ち着いてきた時、主治医からホスピス病院に転院を勧められた。なんとも空しい
気持ち気持ちになったが、冷静さを取り戻し紹介されたホスピス病院に転院することに
なった。そんな矢先に姉は急変して転院どころではない。主治医に「こんな状態で転院
ですか」と思わず抗議した。主治医は「そんな白状な事はしません」といわれホッとした。
その後特別室で手厚い看病をして頂き2週間後に亡くなった。入院していた病院は
550床をもつ大病院で急患や高度医療を提供するのが目的と聞く。末期患者は治療も
出来ず介護的な存在だと理解できるが、その場に立たされると苦しいですね。
この大病院のシステムで先生方も立場上患者との板挟みで苦悩されているようです。
大病院や介護の複雑さは経験して初めて知りました。先日葬儀を済ませ、少し落ち着き
ました。自身は割合楽天的に過ごすタイプですが、ここ数年は、この問題との戦いでした。
また普段の日常生活に戻り、、楽天的に過ごすよう心がけよう・・・・・。
  


Posted by なっちゃん at 19:32Comments(2)出来事、日記