2021年12月08日
一条恵観山荘(1)
天皇をお迎えするための門「御幸門」。
一条恵観山荘、自然と調和する田舎風建築。
楊梅亭(やまももてい)
茶席「時雨」の丸窓。
一条恵観(いちじょうえかん)は後陽成天皇の第9皇子です。
和歌や茶の湯などに優れ文化活動の場として1646年に
京都西加茂に別荘と茶屋を建てた。(一条恵観山荘)
恵観は江戸初期の公卿で一条昭良という名であったが後に
仏門に入り法名を恵観となる。
山荘は京都の桂離宮と並び朝廷文化を伝えうる貴重な構築として
国指定の重要文化財となっている。この山荘を1959年昭和34年に
鎌倉に移築、1964年に国の重要文化財に指定された。
その後未公開だったが2017年一般公開されるようになった。
先日山荘の近くまで出かけたついでに寄ってきた。京都の風情が
漂い素敵な建物の配置や自然を生かした庭園が素敵だった。
次回は山荘の庭園をアップします。